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人生脱力して横認識

【BMS】筋肉はすべてを解決するのか?筋力と音ゲーの実力の相関について考える【IIDX】

はじめに

お久しぶりです。玖珠すとりです。

現在、ほぼBMSの日記帳と化しているこのブログですが、ブログを始めてからBMSの調子が上向いてきていて自分的にはかなり満足しています。

どんなに調子が悪い時でも振り返ってみると一つか二つは成果が出ていることがわかり、自分自身の成長に気付かされることが安心感につながっているのが好調の要因なのかな?などと勝手に思っています。生活の変化を前に残されている時間はあまり多くはありませんが、どこまで行けるかはわからずともちょっとづつ上達して行けたらなーなんて思っています。いつか皆伝とったら焼肉食べに行きましょう。

あまりに投稿する機会が減ってしまったので、ちょっとしたポエムとして音楽ゲームと筋力の相関について、自分の思っていることについて書こうと思います。

言わずと知れたトップランカーの$が腕ムキムキであることや、周囲の音ゲーマーなどから「筋肉で押す」等のアドバイスを受けたことのある方もいるかと思いますが、実際に各プレイヤーの筋肉量や筋肉の使い方の意識によって音ゲーの技能が向上するのか?といった観点に対して自分なりの意見をまとめていきます。個人の意見になってしまうので、もしかしたら真逆の意見をお持ちの方がいるかも知れないですし、もしいらっしゃったらお話を伺いたいな〜なんて思います。音ゲーマーと筋肉の話をすることってあまりないので…

前置き

  • iidxBMSに関しての話がメインになります。

 * 多分DDRとかポップンになると少なからず変わってきそう

  • 筆者は2P1048式+ベチャ押しで本家中伝、発狂三段程度の実力です。そんなに上手いわけではないです…

筋力とIIDXBMSの実力に相関関係はあるのか?

結論から話すのですが、個人的には「なくはない」と考えています。

補足すると「最大筋力はあまり関係がないが、筋持久力、姿勢を保持する力は関係がある。ただカンストは早い」といった形になります。

自分はもともと音ゲーを始める前から筋トレを趣味としており、音ゲーを始めてからも上達を期待してハンドグリップ等のトレーニングを取り入れたりしていました。

同程度のプレイヤーと比較した際には中速までの乱打譜面が得意傾向であり、高速乱打、皿複合が苦手傾向にあります。 自分の選曲傾向が比較的偏っている可能性もありますが、これまでの成長曲線においては同程度の努力であればかならず中速乱打のほうが先に成長してきました。

これらの譜面の差異としては、腕押しメインか、指押しメインかという点になる(

www48.atwiki.jp

)のですが、腕押しに関してはある程度の筋肉量のあるプレイヤーの方が有利なのではないかと言うのが自分の考えです。

個人的な意識になるのですが、腕押しでボタンを押す際は、指にやや力を込めて筐体奥のマイクロスイッチを直接打鍵するイメージでしっかりと押し込みます。腕にはその際の打鍵の力が反発として与えられるのですが、その際に、腕の位置をキープしたまま打鍵が続けられるのであれば、リズムを崩すことなく、しっかりとした運指を続けることができるのではないかと考えました。 自分はBPM110程度まではすべての鍵盤をEDENのようなイメージでガチ押ししています。それよりも早いBPMの打鍵に関しては、乱打の中でバスの音の含まれる同時押しの組み合わせのみ横認識し、そこだけガチ押しすることでリズムキープを行っているのですが、その感覚を得るためには、前腕や手首といった部位を中心にある程度の筋肉量が要求されるのではないか?と感じています。

逆に、常時BPM200を超えるような高速譜面に関しては、ガチ押しを行うと押し遅れてしまうため、ほとんどの鍵盤を流すようにボタンのバネを弾くような意識で指押しを行っています。それらの譜面においてはガチ押しを行うための筋肉量は必要ないため、単純に見切りの勝負、脱力による運指速度や指の独立性の勝負になるのではないかと思います。 また、乱打の中に皿が絡むような譜面の場合、皿複合を取る際に運指を崩すことによって手首の位置が変わることになります。その際にガチ押しのタイミングがずれてしまい、リズムキープを行うことができなくなっているのではないか?というのが自分が皿複合が苦手な理由の仮説になります。この点は運指との相関になるのかなーと考えていて、皿複合の得意な運指であれば違うのかもしれません。あるいは、非皿側の手でリズムキープを意識することで解決できるのかもしれないと考えているので、今後の練習時にはそれらを意識して検証を行ってみたいと思います。

このことから、ガチ押しが行える速度帯の譜面、およびそれらと相性の良い横認識の上達に関して、メリットが有るのではないかというのが自分の意見です。マイクロスイッチの重量は多くても100+100mgとかそんなもんですし、100キロのベンチプレスを挙げる能力は必要ないと思いますが、二分間自分の打鍵を行ってかかる重さに耐える能力はアドバンテージにつながるのではないかと思いました。 しかし、Beatmaniaを続けていく中で、それらの筋肉は自然と身についていくと考えているため、あくまで始めたときに筋力があるとちょっとだけ有利な時がある〜くらいに考えてもいいのかもしれません。 もし音ゲー以外で鍛えようと思うのであれば、腕の先端部分に近い部位のトレーニング、たとえばリストカール(https://kintorecamp.com/wrist-curls/)などが効果的かもしれません。

また、たとえば総ノーツ数が多く、全体難で休みなく打鍵を続ける必要のあるAAやG E N G A O Z Oなどの譜面は体力譜面である、というような評価をされることが多くありますが、これらの譜面に関しては筋肉量を上げるよりも認識力を上げることが有効であることも多いです。見切れていない譜面を打鍵する際、多くの場合は必要以上に力むことでリズムをキープしようとしますが、認識力を上げ、しっかりと譜面を把握しながら打鍵を行えている場合、自然と運指は最適化され、体力を残したままラスト1ノーツまで叩き切る事ができるようになると考えています。個人的な見解としては、これらの譜面で練習を行うことによって、認識力のみならず、運指の最適化にも繋がり、地力全体の底上げに大きく寄与し、挑戦段階の譜面にも食らいついていくことができるようになってきたと感じています。苦手意識を感じてしまっている方も多いと思いますが、上達につながる譜面であると信じて積極的に選曲していきたいと考えています。

おわりに

深夜テンションで久々に書き出したら止まらなくなってしまいました。 疲れた マサカリ待ってます